ネットワークビジネスの歴史!アムウェイやタッパーウェアの始まり

ネットワークビジネス真実の歴史。アムウェイ帝国はこうして出来上がった。 栄養補助食品

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Dポン
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皆さん、こんにちは!
Dポン副業研究チャンネルです。
今日はネットワークビジネスの歴史についてお話したいと思います。
 
 ・ネットワーク、ビジネスマルチ商法の歴史
 ・世界、日本でのネットワークビジネスの始まり
 ・現代、そして今後のネットワークビジネスの動向
 
ネットワークビジネスをやっている人より詳しくなれると思いますので、ぜひ最後までお読みください。

ネットワークビジネスの始まりからアムウェイまで

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ネットワークビジネスは1934年にアメリカで発祥したと言われています。
カール・レーンボルク博士という方が、自社の製品を販売展開するためにネットワークビジネスの仕組みを考えました。
自社製品を愛用してくれる消費者の方に、その製品を販売・口コミしていく権利を与えたことから始まったと言われています。
このカール・レーンボーグ博士が1934年に創業した会社の名前は、カリフォルニアビタミン社。
この会社はのちにニュートリライト社に社名を変更しています。
このニュートリライト社と聞いて、聞き覚えがあると思う方がいらっしゃるかもしれないですね。

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この会社が扱っていた商品はサプリメントでした。
当時、サプリメントは一般の人々にはあまりなじみのない商品だったこともあり、口コミを採用したという説もあります。
見たことも聞いたこともない商品をテレビや様々なメディアでコマーシャルするよりも、実際にサプリメントを使って良かったと思う消費者の人が自身の体感を伝えることで広がっていくことをイメージしたのかもしれません。
例えば「このサプリメント飲み始めたんだけどすごく体の調子がいい」とか「体が楽なんだよね」みたいに、実際の体感を交えて対面の口コミでビジネスを大きくしていったようです。

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先ほど出てきたニュートリライト社、この会社で大きな成果を上げた2人の青年がいます。
これがリッチデヴォスとジェイバンアンデル。
彼らはニュートリライト社のほとんどの売り上げを上げていたようなんです。
ある時アメリカの食品医薬品局が、ニュートリライト社を訴えました。
なぜ訴えたのかというと、製品の効果効能について過剰広告してるというのが理由だったようです。
これは今でいう薬機法違反ということになります。
先日アムウェイさんに対して業務停止の行政処分が出されましたが、そういった事例にもなりうる効果効能過剰広告です。
 「この商品が効く」
 「これでひどい病気が治った」
 「がんが消えた」
など、そういう口コミを伝えて勧誘するという、現代でもいまだにこのような方法を使っている人がいるのですが、この出来事はニュートリライト社そして彼ら2人のグループに大きな影響を与えます。そしてその後、彼らは新しい会社を立ち上げます。
実はその会社こそ、かの有名なアムウェイなんです。

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2人はアムウェイコーポレーションを立ち上げて、のちにニュートリライト社を逆に子会社にして現在に至ります。
アムウェイのサプリメントの中にニュートリライトというサプリメントがあると思うのですが、これがまさにその当時のニュートリライト社の名前から来ているのです。
僕も始めにニュートリライトっていう言葉を聞いた時にどこかで聞いたことがあると思ったのですが、実はアムウェイのサプリメントなんです。
元々はニュートリライトの方が先だったということです。

日本でのネットワークビジネスの歴史

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続いて、日本でのネットワークビジネスの歴史についてお話ししていきます。
日本で一番最初にネットワークビジネスをスタートした会社。
これは1963年にまで遡ります。
アメリカからやってきたタッパーウェアという会社なんです。
「タッパーって、あのタッパーですか?」ってよく聞かれるのですが、そうなんです。
みなさんがイメージしてるタッパーで間違いないと思います。
実はこの日本のネットワークビジネスの歴史というのは、僕たちがあのタッパーと普段呼んでるあの容器、タッパーウェア社の製品からだったんです。
みなさんもぜひご覧いただきたいのですが、タッパーウェアの公式ウェブサイトを見てみると「あなたも販売員になってみませんか」など、デモンストレーター専用サイトみたいな記載があって、正真正銘のネットワークビジネスだったんです。
サイトの中には、かなりおしゃれで可愛いタッパーがたくさんあったので、ぜひ皆さんにもご覧いただきたいですね。

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その後、1979年日本アムウェイという会社がアメリカからやってきて誕生し、1980年代から1990年代にかけてネットワークビジネスという市場とともにアムウェイも急速に拡大していった、こういう経緯があったんです。
日本アムウェイの最盛期の年間売上高は1996年がピークなんです。
2,121億円という2,000億円を超える年間売上を日本で記録しました。
しかし今現在1,000億もないんです。
つまり約20年近く前の1996年のピーク時の売上からはもう半分以下になっています。

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その後、1990年代ニュースキンとかハーバーライフとか、90年代を盛り上げた会社がアメリカからどんどん上陸してきました。
2000年代以降はニューウェイズやフォーデイズ、そしてナチュラリープラスなど、売上高500億円を超える企業が登場していったんです。
現在日本国内だけでも、ネットワークビジネスの会社って1000社以上あるとも言われてます。

本当は売り上げが激減していっているネットワークビジネス業界

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現在、例えば記憶に新しいところでいうとオンラインカジノを扱ったネットワークビジネスだったり、情報商材や旅行が安くなるとか、あとは電気代や格安SIM、共済保険を扱っているとか様々なものを商品として扱っているネットワークビジネスがあります。
今多いのは、暗号資産系です。
投資系のMLMみたいなものですが、ほとんど法律でアウトになってます。その会社にお金を入れたけど1年ぐらい経ったら会社がなくなってしまうみたいです。今までほぼそうなってると思います。
「これはネットワークビジネスと呼べるのか」みたいな商材まで出てきてるのですが、これが今の日本のネットワークビジネスの現状だと思います。

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なぜこれほどまでに売上が伸びないのか?
みなさんはもうわかってるかもしれないのですが、ネットワークビジネス業界の方は、「すごくネットワークビジネス業界は伸びてるよ」、「これから伸びる市場だよ」みたいな言い方をするのですが、僕はかなり厳しいと思っています。
なぜかというと、これだけインターネットが普及して、そしてさらにスマートフォンが現れたことで我々のような個人が様々な副業というのを選択できるようになったわけじゃないですか。
昔と比べて圧倒的に選択肢が増えた中で、しかもリテラシーの高い若い人がネットワークビジネスを選択するケースというのは、減ってきてると思うんです。

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インターネットの普及によって誰でも一次情報まで、一次ソースまでたどり着けるようになったっていうことで、ビジネスの本質をキャッチできる人にとってはネットワークビジネスに参加することはお金や時間、自由、人脈などが得られるチャンスよりも、信用を失うというリスクの方を大きく感じると思うんです。
業界全体としてもやり方とかノウハウについて進化というのがほとんどなくて、1990年代で時計の針が止まってるんじゃないかなと僕は思ってます。

ネットワークビジネス業界の健全化について

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最後に、ネットワークビジネス業界の健全化について。
今後健全化されるのか、それとも悪いイメージのままなのかみたいなこういった議論って結構あったりするんです。

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ここからは個人的な見解になります。
「ネズミ講などとよく誤解されてしまうから悪いイメージなんだよね」みたいな話をする業界の人が居ますが、多分この動画をご覧いただいてる方はそんなにバカじゃないと思うんです。
ネズミ講との違いはわかっているけど、それでも嫌だって話だと思うんです。
口コミビジネス特有の、誰から伝わったのか、どのように伝わったのか、そこが問題だと思います。
それこそマッチングアプリで彼女が欲しくて会ったのに、勧誘されたらイメージ悪くなりますよね。
ホームパーティーにウキウキで行ったら、「いきなり洗剤のデモが始まった」、「鍋デモ始まった」って聞いてしまうと、アムウェイってこういうやり方で販売や勧誘をするのかってなるわけじゃないですか。
ここでネットワークビジネスの業界のイメージというのが決まってるのかもしれません。
例えばよく切れる包丁も、一流の料理人が使うのと犯罪者が使うのでは善にも悪にもなりえますよね。
包丁に善悪っていうのはないわけじゃないですか。
誰がやるのかとか誰とやるかによって、善にも悪にもなりうるビジネスだと思うのですが、僕が一番大きな問題だと思っているのはやり方についてなんです。

Dポン
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このネットワークビジネスは、1960年代から始まって日本ではいまだにやり方は全く変わってないと思っています。
ビジネス活動をしている人はセールス活動や勧誘行為をしていくことがほとんどです。セールスを成功させる、成約に至るっていうのはかなり高度なスキルが必要ですし、何より嫌われるというリスクがある訳です。
お金では買うことのできない信用、これを失うということがどれだけのリスクなのか。
現代のメディアの流れとかYouTubeとか、いろんなものをご覧いただいてる方だったらこの信用を失うっていうのは、どれだけリスクなのかっていうのはわかるんじゃないかなと思います。

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現在SNSやYouTubeなどでは、例えば全く知らない人に認知をしてもらって価値のあるコンテンツを作って、ファンを獲得しそこからビジネスにつなげているインフルエンサーもたくさんいると思うんです。
そういうことであれば、しっかりと価値提供をして、ニーズのあるお客さんを集めることができればその顧客への、例えば情報提供だったり、そういったものだけでも組織の構築とか売り上げの拡大っていうのは見込める可能性もあるなと思っています。
セールスではなくてマーケティング、この方法に大きくシフトチェンジしてニーズのある顧客を集客して、そこに対して適正なプロモーションをしていくことでネットワークビジネス業界のイメージも、小さいかもしれませんが変わる可能性があるんじゃないかなと思ってます。

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今はネットワークビジネス=勧誘というイメージが強いと思うのですが、例えば現場で活動しているそのMLMのトップリーダーと言われる人や会社側が、ネットワークビジネス=マーケティングなど、そういった新しいイメージをしっかりと学び、取り入れて教育をしていくことでネットワークビジネス業界が残っていくのか、それともこのまま衰退していくのか、大きな分かれ目になるんじゃないかと思っています。

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今日は僕も経験者として、どちらかというとネットワークビジネスをやってる人向けにお話をしました。
皆さんのいろいろな意見、例えばこういう風にやったら変わるんじゃないかとか、前向きな意見でも後ろ向きな意見でも構いませんので、もしあればコメント欄にいただけたらなと思います。
もしたくさんの方に見ていただいて好評であれば、ネットワークビジネスに関する僕の経験談だったり、よくあるのがネットワークビジネスに友達がすごく洗脳されてるとか、家族がはまってしまって困っているが、そういう洗脳をどうやって解いたらいいのか、みたいな話もしていけたらいいなと思っておりますので、またぜひ興味があればチャンネル登録ぜひお願いしたいなと思います。
本日は以上となります。ありがとうございました。

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