ネットワークビジネスの勧誘方法は古いし違法だらけ!カフェやファミレス、しつこいLINEなど法律違反も!

ネットワークビジネスの勧誘方法は古いし違法だらけ!カフェやファミレス、しつこいLINEなど法律違反も! 副業

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みなさんこんにちは、Dポンです。
今回は20代をネットワークビジネスに捧げて、人生詰みかけた僕が、
「2024年最新版!間違いだらけのネットワークビジネス成約までの完全ロードマップ!」
という内容をお話ししていきたいと思います。

この記事を最後まで見ると、ネットワークビジネスの勧誘から成約までの流れが分かり、多くの人がつまづくポイントが見えると思います。

ネットワークビジネスのアプローチには様々なパターンがあり、今日だけでは語り尽くせないと思いますが、できるだけ網羅的に勧誘手法についても解説していきたいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

リストアップは人脈必要?60年以上前から変わらないやり方とは

まずはネットワークビジネス経験者の多くがやっている勧誘の流れをお話していきます。

初心者はアップラインという上司のような存在の人にやり方を教わったり、新人研修のようなセミナーでやり方を学んでいきます。

その中でほとんどが次のような流れでビジネスを進めていきます。

  1. リストアップ
  2. アポ取り
  3. 会う・伝える
  4. ABCに繋げる・もしくはセミナーに動員する
  5. アフター
  6. クロージング
  7. 成約

このような流れで見込み客を勧誘していきます。

これは商材が変わってもビジネスの報酬プランが変わってもほぼ同じ流れになっていますので、一つ一つ解説していきたいと思います。

リストアップとは、
「自分の友人知人の名前を紙に書き出すこと」
と僕は教わり、それを教えていきました。

見込み客リストや潜在顧客はどんなビジネスや商売をするのにも最重要事項だと思います。

自社のホームページを作ってSEO対策をし、自社を知ってもらうきっかけを作ったり、広告を打ってたくさんの人に知ってもらうきっかけを作ったり、今ではYouTube・Instagram・TikTok・XなどのSNSで発信し認知してもらい、顧客との接触頻度を増やし、自社ブランドのファンを作ったりとさまざまな手法で、企業だけではなく個人が自分の商品を届けたい層にどうやって自分を知ってもらうのかに力を入れています。

一方でネットワークビジネスでは、まずは知人・友人・家族・親戚をリストアップしようとアドバイスを受けることが多く、訪問販売や保険屋さんと近しい部分があるかもしれません。

訪問販売はリストを購入してテレアポしたり、飛び込み営業したりするケースが一般的ですが、保険屋さんはまずは近しいところからアプローチをしていきますよね。

ただでさえ世間的なイメージが悪いネットワークビジネスを知人友人に伝える作業を嫌う人がとても多く、なかなかリストアップができないという人もいます。

アップラインからは、
「とりあえず100人書き出そう」
「ぱっと思いついた3人だけでいいよ」
「いつも行くコンビニの店員さんでもいいんやで」
とか。

アドバイスはリーダーによっても違いますが、このリストがないことには次のステップに進めません。

さらにこのリストと言うのは伝えてしまったらなくなるので、リストを作る作業が必要になってきます。

このリストを作る作業も人それぞれで、例えば

  • マッチングアプリで出会う
  • 社会人サークルに参加する
  • 異業種交流会に参加する
  • マルシェに参加する
  • ナンパをする

などなどですね。

リストを作るのにもお金と時間を使っていきます。

これを永遠に繰り返していきますので、ビジネスの活動量に比例して出費も増えていきます。

ネットワークビジネスは商材にもよりますが、短期で収入を得やすい副業とは言い難く、ほとんどがコツコツ積み上げていく報酬プランになっているので、なかなか収入が発生せず出費だけが増えていき、
「スタートから一年以内の初期の段階で離脱する人がほとんど」
と言われています。

さまざまな業種業態がインターネットを使って潜在顧客を集めている中で、60年以上前から変わらない圧倒的に再現性の低い方法でリストを集めていきます。

中にはSNSやネットを活用してグループを拡大している人はちらほら聞くようになったんですけども、その方法は
「SNSで不特定多数にテンプレートのダイレクトメッセージを送信してナンパしていく」
という方法なので、
「この業界がいかに遅れているのか」
っていうことがお分かりいただけると思います。

仲良くない友人からの連絡はマルチの違法な勧誘かも?

ビジネスですからアプローチできるお客様リストが多い方が良いに決まっているので、
「ここが最重要事項」
と言っても過言ではないかもしれません。

アポ取りは自分のリストアップに対して順番に電話していきます。

今は時代的にも電話よりラインでメッセージをしてきっかけを作るケースの方が増えてるのかもしれません。

このアポとりの手法は
「元気?今度お茶でもどう?」
こんな感じでさらっと伝えることの方が多いと思います。

ただただ会う約束をする。

これがアポ取りって言われてるんですね。

本来、ネットワークビジネス連鎖販売取引には特商法という法律があって、勧誘の際には三大告知義務があり、

  • 身分の提示
  • 目的の提示
  • 会う時間場所

まで決まってるんですよね。

「こんにちは、Dポンです。今度アムウェイの商品購入を伴う、ビジネスのプレゼンテーションをさせて欲しいのですが、来週月曜日9時から渋谷のルノアールでお茶しませんか?」

本来はこれが正しいアポ取りの仕方なんですが、友達からもしこんな連絡がきたら誰も会う約束をしてくれませんので、とりあえず会う約束だけ取り付けると、
「これで大丈夫」
という感じで、目的を告げずにアポイントを取っていくのです。

そもそも何年も会っていない大して仲良くもない友達から連絡が来た時点で、ちょっと勘のいい人なら
「あ、マルチか宗教の勧誘かな?」
って勘づくと思うんですけども、ネットワークビジネスにハマる人はある種純粋でそこまで深読みをしない良い人が多いので
「久々にお茶しよう」
って言われても何の違和感も感じないのかもしれません。

ちなみに
「久々に飲みに行こう」
「久々に食事をしよう」
ではなくて
「お茶に行こう」
っていうアポ取りの仕方なのは理由がありまして、ネットワーカーは経費がかかります。

あなた以外ともアポイントがあるので、毎回のアポで飲みに行ってたらお金がもちません。

なので、お腹が減っててもお茶です。

食事はあとで吉野家で済ませます。

悲しいですがご理解ください。

不労所得を得ている成功者の話に注意?w

会ってから伝えるまでの流れも解説します。

  • 久々の友達の場合
  • ひんぱんに会う友人の場合
  • 初めての相手の場合

相手によってケースバイケースではあるのですが、大枠の流れがあります。

いきなり
「すごいビジネスを見つけた!一回話を聞いてほしい」
みたいなケースは実は珍しくて、まずはいろんな探りから入っていくんですね。

一応初心者もビジネストレーニングを受けているので
「相手のニーズを引き出しましょう!」
「まずはラポールの形成」(ラポールとは相手との間に築かれる信頼関係のこと)
「仲良くなって信頼関係の構築しよう」
とか、それらしいことを教わります。

久々の友達に
「将来やりたいことあるの?」
「今の会社はどう?」
みたいなすごくわかりやすい質問をしますので、敏感な人はすぐにこの違和感に気づくと思います。

そして、ビジネスの話や商品の話をするのではなく、やたら最近出会った
「すごい人」
の話をします。

「すごい経営者がいる」
「自由なライフスタイルを送っているんだよね」
「その人は権利収入を得てて、不労所得で生活をしてるんだ」

この辺りのワードが出てきたら99%ネットワークビジネス確定でしょう。

僕も経験者ですが、コミュ障の陰キャ代表ですので、この辺りの営業トークはぽっと出のアイドルのお芝居よりも下手くそだったと思います。

ここから次のステップに行けずに成約に繋がらないアポイントがほとんどなので、そこに使った時間もお金も無駄になります。

ちなみに余談ですが、
「一ヶ月のうちにどのぐらいの時間をビジネスに使っているのか」
「どのぐらいの経費がかかっているのか」
これについては99%の人が計算をしません。

計算したら赤字になることはどこかで気づいているからかもしれませんが、ちゃんと数値管理をしている人を僕は見たことがありません。

「ダイエットはしたいんだけど体重計には乗らない!」
っていう感じです。

ネットワークビジネスのABCの法則

ここまでの段階で興味を持ってくれた人は、自分のアップラインと呼ばれる上司のような人につないでプレゼンテーションをしてもらうか、
「ビジネスの説明会に一緒に参加しないか」
と誘います。

ネットワークビジネス業界には、ABCの法則というものがあり、

    A:アドバイザーのA
    B:ブリッジのB
    C:クライアントの
    C

アドバイザーは直上の上司でプレゼンテーションをする人。

クライアントはこれから勧誘される人ですね。

ブリッジはそのクライアントとアドバイザーをつなぐ架け橋的な存在で、やり始めでまだプレゼンテーションができない人がその役割を担います。

ファミレス、カフェ、ファーストフード、ホテルのラウンジ、様々なシチュエーションでABCが行なわれていますが、アドバイザーは大抵ブランド物のバッグを持ってたり、キラキラした時計をつけていますので、情報弱者はその見た目に騙されて
「この人は儲かってるに違いない」
と、この思い込みが地獄の一丁目で、もうあなたは洗脳されかけています。

その儲かってる風のアドバイザーが
「この会社はすごいよ!無借金経営だから」
「こんな賞を受賞している」
「製品の体感がやばいんだよね!」
「芸能人の誰々が使っている」
「報酬の還元率が高い!」
「2人紹介するだけでいいんだよ」
大体言うことは決まっているんですが、最も重要なマーケティングの部分には一切触れずに熱くお話をします。

「市場規模はどのくらいあるんですか?」
「競合優位性は?」
「マーケティングはどうするの?」
とか、そういう難しい話は聞かないようにしてあげてください。

最後は
「根性!」
「楽しいよ!」
みたいなふわっとした話に論点がすり替わります。

そもそも初心者がニーズも不明瞭な相手に対して
「とりあえず話だけでも一回聞いてみて!」
的なお願い営業をしてアドバイザーに繋ぐケースも多いので、成約率は異常に低いです。

アドバイザーも理論的なタイプの方ばかりではありませんので
「とりあえず俺の前に連れてきてくれたら俺がプレゼンして決めるから!」
のように抽象の塊のようなアドバイスしかないパターンが多く、これではアドバイザーにつながない方がマシですし、そんなお馬鹿なアドバイザーを崇めているあなたにまでおバカの烙印が押されます。

「一緒にやろう!」が響きわたるアフターというお茶会w

ビジネスの説明会に参加した後は、アフターというお茶会・食事会が毎回のように開催されます。

これは親睦会という意味もあるのでしょうが、メインの目的は新規見込み客のクロージングの場になります。

セミナーが終わり、数十人単位でファミレスに押しかけ席を確保し、ドリンクバーを頼みます。

新規参加者のテーブルには、先ほどアドバイザーをしたリーダーやセミナー講師を務めた成功者が一緒に座ってクロージングを取ります。

新規さんを動員できなかったメンバーや、いつもセミナーに参加しているだけでなんの進化もしてないメンバーも、そのメンバー同士で席に着き、全く生産性のない会話が繰り広げられるパターンもあります。

その中でミーティングをしたりリストアップしたり、アポ取りをしたり情報交換をしたりしますが、別に集まってやる必要はありませんし、
「早く家に帰りたい人の方が多いんじゃないかな」
と、僕は当時思っていました。

ここでビジネスをやってるメンバーが、初めて参加した新規さんにやたらなれなれしく絡んでいき仲良くなっていきます。

新規さんに対して積極的に絡んでいくこのチームワークは、コミュニティ形成においては少しは役に立つかもしれません。

アフターやABCのゴールは成約をとることなので、最後はしっかりクロージングしなければなりません。

「一緒にやろう!」
僕はこの言葉を何回言ったでしょうか?
大して一緒にやりたくない相手にも大根役者ぶりを発揮して
「い…一緒にやろう!」
と言ったことを今は反省しています。

今日も全国のファミレスやセミナー会場では
「一緒にやろう」
がひびき渡っているはずです。

これが成約までの流れです。

MLM業界の未来に必要なのはネット活用?

いかがでしたでしょうか?
この業界に詳しくない若者からすると、
「なぜこんな古典的なことをやっているのだろうか」
と不思議に思う人もいたかもしれませんが、これが60年前から全く変わっていないネットワークビジネスの勧誘の流れです。

しかしネットワークビジネスに携わる人の中にも優秀な人がいて、その人たちは
「これが古いやり方で、法律にも違反する可能性が高いやり方である」
ということを認識しています。

このSNS時代においてSNSやネットを使わないビジネスのやり方に依存するのは、リスクが高すぎるということに気づいています。

リストアップ→アポ取り→会う・伝える→ABC・セミナー→アフター→クロージング。

この流れで新規を勧誘しグループを拡大できる人は、そもそも影響力も営業力もある人です。

ほとんどの人はこのやり方で経費がかさみ、時間がとられ、成約率は低くメンタルもやられ
「こんなしんどい仕事を友達には伝えられない」
と負のスパイラルに入ってきます。

YouTubeでも属人性が高いチャンネルとそうでないチャンネルがあって、演者さんのパワーとカリスマ性でファンがつくケースもあれば、カリスマ性はないけど誰でも再現可能なチャンネルもあると思います。

ネットワークビジネスが現状のやり方を続ける限り、本当にカリスマ性のあるひと握りの人間しか継続的な収入を得ることはできないと思いますし、今でも継続的な安定収入につながっている人は、ほとんどいないのが現状です。

この業界の未来を考えた時に、

  • 特商法や薬機法などの関連する法律を守ってビジネス活動をすることで、業界全体のイメージを変えていくこと
  • 一部のカリスマの特殊な成功事例を真似させるのではなく、再現性の高いやり方、その人に合ったやり方を選択できるようにすること

この2点に向き合うべきだと思います。

この2点を解決する術は結論、インターネット活用しかないと思います。

今は法律違反の証拠がネットで拡散される時代です。

病気が治った製品体験談は一発アウトでこれから先ますます厳しくなりますし、特商法違反については無知で実績もないリーダーが初心者を教育することで、被害者だったみなさんがいつの間にか加害者になることだってあります。

ただ、インターネットはそういった法律違反や犯罪が一瞬で広まっていくネガティブな側面だけではありません。

そのインターネットでのデータが証拠となり、自分を守ることができる武器にもなりうるということ。

そして、ネット活用という選択肢が増えることで多くの赤字ネットワーカーを救うことができると僕は思っています。

何より自宅にいながら仕事をすることができ、毎度毎度外に出てアポやセミナーに参加する必要もないので、経費もかかりません。

本当に興味のある潜在層をインターネットで集めることができますし、その興味のある層と情報発信者をマッチングすることは難しくないでしょう。

YouTube・Instagram・TikTok・X、様々な媒体で、あなたの本当に届けたい人に情報を届けることができます。

ここに気づいた人やネットワークビジネス企業が次の時代を作っていくのかもしれません。

2024年は考察系の記事もアップします!

このチャンネルでは、ビジネスの体験談を中心に記事をアップしていますが、2024年は今日のような
「考察系の記事も投稿していけたらな」
と思っておりますので、もし参考になりましたらSNSや周りの友人・知人の方々にごシェアをお願いします。

もしみなさんのネットワークビジネス体験談がありましたら、ぜひコメント欄に書いてくださいね!

ということで、本日は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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