この記事では、ネットワークビジネスの成約率を上げる方法について、元マルチの帝王である垣内がアドバイスしています。
成約率が低い原因は、リーダーの能力や、連れてくる方法が関係しています。
また、マーケティングや、ターゲットの設定も重要です。
ネットワークビジネスで成果を上げるための具体的なアプローチや、考え方の参考にしてください。
成約率とリーダー・連れてき方の問題
僕は最近、ネットワークビジネスのニナファームのビジネスを、リアルで活動されてる方とお話しました。
これが、面白いネタだなって思いました。
ほう。
「どういう流れで、今ネットワークでやってるんですか?」
っていう話をしたら。知人・友人をリストアップして、
↓
アポイントを取って、
↓
会いに行って、
↓
伝える。
と。
「伝える時には、ABCかセミナーに繋ぐんだよ」
っていう話をしてて。
「どういうところに課題があるんですか?
どこでうまくいってない原因ってあるんですか?」
っていう話をしたら、
ABC(プレゼンテーション)にはつなげられる、と。
すごいでしょ。
ABCっていうのは、知らない人のために、解説しますと、
- プレゼンする人(アドバイザー)
- 誰かをつなぐ人(ブリッジ・橋渡し)
- 口説きたい人・ターゲット(クライアント)
っていう、「アドバイザーブリッジクライアントの方式」っていう略。
自分で喋るんじゃなくて、リーダー(アドバイザー)に該当する人に、喋ってもらいなさい、というのがネットワークビジネスでよくある、ABCの法則ってのがあるんです。
だから、繋げられる人なんて、まずいないからすごい子だよ。
それで悩んでます。
みたいな話をしてたんですよね。
それで、今回のテーマなんですけど、その成約率が低い理由は何なのかっていうのを、深掘りして垣内さんにも聞いていけたらなって思ったんですよね。
どういうことが考えられる?
「2つ考えられると思ってて」
っていう話をしたんですけど。
まず1つは、リーダーが無能であると。
(笑)
その人にあった話、プレゼンテーションができてないっていうケースが考えられないですかと。
はい、はい。
例えば、すごい期待を持たせて、結局話聞いたらマルチやんけ、みたいな。
なるほどね。
という話をしました。
垣内さん的には、そこを深堀りするといかがでしょうか。
ハウトゥーと教育のシステム
無能というのと、その連れてき方だよね。
でも、連れてき方っていうのは、教育システムがどこまでハウトゥーがあって、教育システムがしっかり最後まで組み込めてるかな、っていうのも気になる。
それができてたら、そういうミスマッチングの確率っていうのが減る。
ゼロにはならないけど。
これは例えば、そのビジネスモデルが非常にチープであるとか。
時代錯誤の遅れてるとか。
だからと言って、決まらないわけじゃないんですよ。
僕ネットワークビジネスはボロクソ言ってますけど、チープで決まんないよねって。
でも、これでも決まる人たちがいるんですよ。
情報弱者なんですよね。
ビジネスモデルはチープでも調べられない人、情報弱者に響くのは何なのか。
このニーズが分かってる。
このニーズが明確な、ターゲットを絞り込むことによって、いくらビジネスモデルがカスでも、買う人はいるんですよ。
はい。
だから、分析がしっかりできて、PDCA回りながら、マーケティングを絞っていくハウトゥー。
これがしっかり明確になってるか、そういうマーケティングのチームが存在するかどうか。
そこがフィードバックをずっと出してたら、ビジネスモデルがチープで間違えてる可能性があっても、買ってもらえる。
これって普通の人ができないので、会社とか大集団として、これを担う仕組みになってるかどうかっていうのが気になる。
なってないですよね。
ネットワークビジネスごときだったら(笑)
ターゲット設定とSTP
いわゆる、そのターゲットの設定から間違ってる??
ターゲットの設定からね。
だから、ビジネスが非常にチープなんで。
チープっていうの、やめてもらっていいですか(笑)
- これから最先端になる
- 会社がすごい
- 製品がすごい
- ビジネスがすごい
- 報酬プランがすごい
- リーダーがすごい
- 社長がすごい
とかいろいろ言うわけです。
そんなことを言ってるようじゃだめだってこと。
はい。
消費者なんだから。
だから、
- どんな人に
- どんな価値を
- どんな方法で
提供するのかって。
このプロセスがマーケティングって言うんですけど。
これを考えられてたら、このモデルは関係ないですよ。
だからネットワークビジネスであっても、つまずくポイントが何かっていうのもあるけど、ターゲットが誰なんだっていうのを明確に。
なるほど。
「誰でもかれでも、とりあえずリストアップしろ」
ってなって、
「とりあえずトークして繋げたらいいんだ!」
って話になるわけじゃないですか。
決まるわけないじゃないですか。
みたいな。
いつも、シャネル化粧品使ってる子を、100均ショップに連れて行って、
「ここの化粧品、最高なんですよ」
と言っても
「は?」
ってなるわけじゃない?
って言っても
「は?」
ってなって、売れない。
安いから売れるわけでもないし、高いから売れないわけでもない。
うん、うん。
僕は、よく「STP」
-
- セグメント
- ターゲット
- ポジション
って言ってね。
セグメントって、マーケットがあったら、細分化しないといけない、
ということ。
で、ターゲットとポジションって言ったら、誰にとって特化するか。
トヨタはレクサスから、トラックから、軽自動車のフルラインナップなわけですよ。
細分化になって、ブランドが分かれてたり、車種が分かれたりするわけですよ。
トラックまで。
日野自動車もトヨタグループでしょ。
だから、これを細分化して、その中の軽自動車に特化してるのが、鈴木自動車なわけですよ。
うちは中小企業だからと言うけど、世界的企業じゃないですか。
何言ってるんだ、このおっさん、みたいな感じだけどさ。
だからやっぱりSTPが大事。
- セグメント:細分化
- ターゲット:ターゲット
- ポジション:強みがどこにあるか
っていうね。
軽に強みを持ってるっていうね。
今ジムニーになってすごいわけじゃないですか。
だから、ネットワークだからダメだとか、製品が大したことないからダメだとかじゃなく、全部バランスね。
値決めもそうだし。
僕はこの社長知ってて、いろいろ言ってブロックされてたけど、社長と仲良しになって、全然言わなくなったよねって会社もあるんだけど。
STPがしっかりしてたから。
なるほど。
社長の話を聞いた時に、こういうマーケット、こういうベンチマークしてるとかがあって、こういう要はコンペティター(競合)があって、ここに対して優位差別性がしっかりとできてて。
そこに対して、こういうプレゼンテーションで、こういう教育。
これ理に叶ってるよねって話をしたんですよ。
はい。
このままではいけない部分もあるけれども。
成長していく脱皮に対して、お手伝いできることがあったら一緒にやらしてくださいよ、みたいな話で。
僕は、ネットワークはやらないけども、そういったお手伝いできたり、一緒にできて社会に役立つことができるなら。
で、社会に役立つことをそこのオーナー考えたからね。
こういう難民がいて、こういう人に価値を提供したいんですって。
それは理にかなってる、とやっぱあったわけですよ。
僕が言ってるのは、いつもみんな誤解してると思うんやけど。
「法律違反がダメや」
言うてんねん。
「あなたは水素がわかってない。」
とかいうやつがおるわけですよ。
「もう、〇ね!」
みたいな。
それ、あかんな。
あかん、あかん(笑)
また、やらかしてしまいました。
ターゲットの問題もあるし、いろんな問題が考えられるってことですよね。
でも、今大輔が言った
- リーダーがおバカである
- 連れてき方
っていうのが、一番最初に気になる部分だと思いますね。
例えば一番優秀なやつは、どれくらい成約してるのかって。
そもそも、成約が決まってないかも。
アムウェイなんかって言ったら、100人中3人しか決まらない、みたいなのがあるわけじゃない。
しかも優秀な人で決めてる人がいるから、きりなくずっとゼロの人もいるわけじゃないね。
100人中3人。
成約率3%とアムウェイの元リーダーから聞いたことがある。
もしかしたら、そもそもの会社としてビジネスモデルでチープであると。
そこに合わせたターゲットを、もっと絞る。
ここをリストアップができる仕組みとか、リストが集まる仕掛けなんかを作らないと、難しいかもしれないよね。
なるほど、難しいですね。
私コンサルやっておりますので。
有償でございますけれども。
皆さんのニーズにあった価格設定をやらせていただきますので、ぜひお問い合わせください(笑)
マルチみたいな感じで営業してるっていう話があって、その時に。
しょうもない高額塾を売れるようになったら、本当に営業力つくでしょうねって話をしてたんですよね(笑)
決まらないのに、繋げるだけでもすごいことなのでね。
僕はいろんな人を、見たり育てたり関わったりしてきましたけども。
繋げるって言うことはね。
相当難しいですから。
相当難しい。
例えば、人の話を聞かないとかね。
目の前にしたゲストに、一方的に喋ってるようだったら、決まるわけないじゃん。
まず、どんなプレゼンテーションをするにしても、ヒアリングから入らないとさ。
人物像をヒアリングができない人だったとしたら、いわゆる傾聴の技術がない人。
そういう人だったら、そもそも決まったのが偶然。
その人はね、定期的にホームラン打ったり、ヒットを打つ技術のある人ではない、ということなのでね。
ホームラン打つかもわからないけど、それはたまたまだよねっていう人かもしれないので。
その人がまず、聴く姿勢だとか、聴く力がね。
しっかりテクニックとして持ってる人かどうか、っていうのはチェックポイントで、すごい重要じゃないかなとは思いますね。