アムウェイの製品は口コミや評判を見ていても賛否両論あります。
今回は、薬剤師の垣内がアムウェイの製品を徹底的に調べ、特徴や効果・メリット・デメリットについて解説していきます。
既にアムウェイ製品を購入されてる場合にも、購入を検討されてる場合にも参考になりますので、ぜひご覧ください!
アムウェイの製品は本当に良いのか?評判は?
今日は、「アムウェイの製品は良いのか?」という話をしていきたいと思います。
ええんちゃう?
「製品はいいんだよね」っていう人達っているじゃないですか。
まあコスメティックはええで、アーティストリーは良い。
アーティストリー
前やってた会社もあってカスやった。。。宣伝せえへんくらい。
やっぱりその大御所、例えば、ChanelやDiorとかあるやん。
めっちゃカラーのバリエーションってすごいやん。
例えば、Chanelってこうやってみるやんか、付けるやんか、同じ色やねん。
普通は違うんですか?
だから、俺が前やってた会社のコスメティックは安全に作られていることを売りにしてたけど、実際に付けると全然色がちゃう。
何やったんこれ?みたいな、そんなもん使えるかいなみたいな。
やっぱり、女の人って美しくないと意味ないやん。
こういうことに関しては間違ってるよねみたいな。
値段安かったけど売れへんかったなぁ。
どっちがいいのって言われるとChanelの方がいいと思う。Diorの方がいいと思う。
いろんな会社が出してるけど、専業メーカー方がやっぱりラインナップもいいし、その発色とか良いちゃう。
ネットワークの中だったら良いんちゃうのって話やね。
だから、いいものもあると思うので。
じゃぁ、何があかんのっていう話をしたいん。
会社は大きな会社やし、いい物も中にはあるよねと。
そしたら、鍋やったらあんだけの物はよそにいっぱいあるんじゃないのと。
普通はコンペティター(競合)がいるわけですよ。要は、優位・差別性をプレゼンテーションする。
『こういう部分は負けてるけど、こういう分やったら強いですよね。』っていうのが商売だと思うけど。
逆にどこがいいかわからへんで。
ディストリビュータは、『これがコロナに効く』と言ってるわけよ。
浄水器もそうだし、空気清浄機もそうだし。
いやいや、『コロナにいいかどうかはデータを出さないと景品表示法に違反になりますよね』という定義をしている。
物が良くても、そのプレゼンテーションはおかしいよね。
例えば、薬局で『治る・効く』は薬局法56のワードがあって、これ以外の説明ってできないわけじゃない。
もう一つ、僕が言いたいのは、どういう人がそのお客さんなのか?
「アムウェイは儲かる」って言って、「あなたの生活スタイルを変えるだけで権利収入になるよ」っていう嘘で法律違反のプレゼンテーションしてないですか?っていうことだな。
じゃあ、製品的なことを言ったら本当はどういう人がお客さんで、どんな価値をどんな方法で提供するのかが大事だと思うねん。
若い子やお金のない人たちが、レンジ的にアムウェイって言ったら、ロア、ミドル、アッパーっていったら、結構アッパ―でもハイレンジの高い会社と張り合うような製品があるわけ。
アッパーの製品をロアの所得の人たちが儲かるというビジネスを皆さんどう思いますか?って話になる。
マーケティングは、どんな人にどんな価値をどんな方法で獲得するか。
例えば、安全で環境に優しいというミドルアッパーの製品をインフルエンサーを使ってリースする人たちに、こう反応して、こうやって獲得していくんだと。
例えば、獲得単価ってあなた知ってるでしょ?
はい。
これをいかに下げて、この人がいろんな製品を使ってくれるか。
この人が利益をもたらしてくれるのを『カスタマ・ライフタイム・バリュー』っていうわけですよ。
(企業にとってある一人の顧客が将来の関係全体に寄与する価値の予想)
このLTVを上げていく、その中のプロセスをリーチして、その中からコンバージョンがあって、成約率があって、客単価があって、獲得単価を下げて、そのライフ・タイム・バリューを上げていくっていう施策は何なの?このプロセスをやっていく。
やってる?
今の話、少し難しかったかも…
アムウェイの販売方法の矛盾点を指摘
アポイントを取れっていうわけですよ。
学生時代の友達から電話あったら、マルチの勧誘に決まってるわけで、みんな怪しんでる訳じゃない。
そこに「夢あるのか?」って言われても「キモォ」って話になるやんか。
夢とか全然関係ない訳だし、そんなことに対して経費をかけてカスタマー・アクイジション・コストが上がって、ライフタイムバリューは下がるような手法をやっていないか?っていう僕の定義になる。
それがビジネスなのに、良いのか悪いのかという疑問もあるんじゃないですか。
僕はアムウェイさんに対して、コストを下げてバリューを上げて、リーチを増やすっていうこと、もっと違うことやった方が今の時代にあってるじゃないですか?
そして、ネットワークビジネスの人達が「いや、うちは原価こんだけで、ネットワークはコマーシャルを削減して、これを皆さんに配ってるんですよ」って嘘だと思う。
確かに、ネットワークの人はそこが根幹っていうか。
テレビコマーシャルやネット広告、インフルエンサーを活用してビジネスモデルをやんねんけど、そこのコストより払ってんのちゃうのって思ってますし。
ディストリビュータに対してですよね。
そういった所に要はC to Cが起こる訳だから、それに対して企業はコストはかけてないわけで、要はムーブメントを作るためにどういう仕掛けて方するのかって。
皆がお金儲けしたい人がやって、儲からなかったら辞めるよね。
1年離脱率が96%で4%しか続かへんし、権利収入は嘘だよね。
だから、プロセスとして間違ってないのかなと思うわけですよ。
ライフタイムバリューが上がる、売り上げが上がる仕組みができてないじゃないですか。
だから、製品がいいか悪いかって言ったら、そこそこいいじゃないですか。
「一般の大手メーカーは原価にほとんどお金をかけてません。でも、例えばアムウェイは原価の部分に凄いお金をかけているんです。」みたいな話をネットワークの会社で結構するじゃないですかね。
アムウェイは上場してたけれども、MPOって言って『マネジメント・バイ・アウト』で株式を公開して買い取って、もう一回上場を下げたわけよ。
そしたら、わからへんよなと思って実際。
例えば、似たような例でニュースキンさんが「原価がどこよりも高いですよ」とかプレゼンしてるよね。
あれ、嘘やで。
アメリカでニュースエンタープライズに上場してるやんか。
そしたら全部出さないと。
(上場企業の決算書は公開される)
「そうやったよね」っていうことがある。
それがいい例であって、アムウェイさんの原価がそんな高かったら、とんでもない製品になるから普通はそういうことはやらない。
なるほど。
「還元率が凄い高いよ」って、大概還元率は違うし。
「この製品は良いよ。原価かけてるよ」っていうのは僕は嘘だと思う。
なるほど。
この人たちを黒字にして、フランチャイズで赤字の方が多かったら、そのフランチャイズって大叩きにあって潰れるわけじゃないですか。
でも、ネットワークに僕は何がいけないのかって言ったら、赤字の上で成り立ってるってことなんですよ。
あと、リストがないってことなんですよ。カスタマがいない・獲得できない。
この三つですよね。
これに対するコストがかかりすぎてませんか?
販売量が少なくないですか、低くないですか?
っていう話をしている。
ここを改善するのがビジネスだし、この人を黒字にしていくことがビジネスなんですよね。
でも、この人はお金儲けしたいって言いながら赤字になってるから。
僕また違う所で話したんだけど、ネットワークビジネスで夢かなう、権利収入になるっていって、5年で1千万溶かしてる主婦ってざらにおる。
そういう相談がきてる訳だから、どうやって答えたかって話は違う機会で話したんだけど「それってビジネスですか?」って話。
製品がいいか悪いかって、それなりには良いんじゃないですかね。
ひろゆきさんも鍋がすごい高いけど、20年使っても実家にあると。
アムウェイの擁護はしたくないけど、商品を20年使ってたらハッキリ言ってペイしてるよ。
確かに。
僕はおかしいなと思うのにサティアやみたいな所で、3人で住んでて鍋が1つの家に3つあって、それを使っていると。おかしくない?
本当に高い鍋を独身で鍋を使う機会がほとんどない子が買ってたりだとか、こんな高いレンジの製品をこんな所得の子が使ってたら、これはおかしくないですかって言った。
お金儲けで、その人たちが儲かってるんやったらいいけど、赤字の上に成り立ってキラキラして。
「思えば叶うんだよ」「サプリメントは人前で飲むんだよ」って、それはおかしいよね。
僕が言ってる問題点とアムウェイさんが言ってることって、いつまでたっても平行線というか。
アムウェイの販売方法は本質が間違ってる
製品がそこそこいいからって売れるわけじゃないよね。
すごい特徴があって、その時代時代の販売商法があるわけじゃない。
だから、商店街ってどうですかって話なんです。寂れてますよね。
商店街大店舗法が改正でイオンができたら、商店街が閑古鳥になった訳じゃないですか。
でも、アマゾンなどのビッグテックはリストラを一万人以上と発表してますよね。
そうしたら今は、インフルエンサーとD2C企業がコラボレーションとか、いろんなインフルエンサーを活用する動きがすごい出てきたし、インスタグラムだってライブ配信をしながら物を売るっていうライブコマースというのは急成長してるし、中国では聞くところによるとトップライバーになってくると1か月で500億とか売ったり、規模が違う。
とんでもないことが起こってる訳じゃないですか。
そうやって時代の流れがあって、何かが伸びると何かが落ちる。
特にマーケットが縮小していく人口が減っていく中で、僕は製品がいいから売れると思わないし、その製品はいいと思わない。
だから、百均ショップの製品が悪いとか、あんな毒やという人。
ネットワークは特に「薬局に売っているような一般の物は毒なの」って証明出さないと怒られまっせ。
誹謗中傷、名誉毀損で訴えられると僕は思うんですよね。
僕は、売れてる製品がえーと思ってる。
売れてなかったら、あかんやろうし。
一つ最後に僕が言いたいのは、流通システムが崩壊してると思う。
僕の友人で仲良くさせてもらってる経営者が海外に移住するんだけど、「海外の水がひどい」と。
それで、「アムウェイの浄水器を買って、お風呂から全部につけたい思ってる」って言われてたから、「ディストリビュータから買うんですか?それとも、メルカリで買いますか?」って聞いたら「メルカリで売ってるん?」って。
「10分の1でメルカリに売ってますよw」
「メルカリで買います」とか。
僕が知ってる社長は大金持ちで大富豪ですよ。
ネットワーク業界の方やったので、その方は大富豪なんです。
ネットワークの製品は、やっぱり良いという想いももたれてるとは思うんですよ。
アムウェイを使ってあげようっていう気持ちはわかるけど、メルカリで10分の1で買えるのであれば…
それが流通形態が崩壊していると…
僕の友人も化粧品会社を作っていたら、世界的なブランドにバイアウトした人もいるわけですよ。
そういうのを見てたら、やっぱり流通ってすごい大切にしてるね。
誰が使ってるかっていうのをすごく大切にしてくる。
やっぱりバッタもんが入ってきたり、並行輸入が入ってきたり、いろんなものがあるわけ。
その流通網を崩壊させないように、企業はいろんなことを考え、施策を打つわけですけれども、それがメルカリで「2割安いのがある」程度ならわかるよ。
だから、2割以上メーカーが直販でやって、「そこの流通網を破壊しようか」とかそういうのやるわけじゃないですか。
ファミコンの時って、リセラーがすごく流行ったわけですよ。
リセラー…?
ファミコンの時、すごかったでしょう。カートリッジ。
ファミコンの時…
リセラーっていう、中古屋みたいなのがどんどん無くなったわけですよ。
あれは、ソニーが流通網を破壊したと言われていて。
あーそうなんですね
でも、どんどんオンラインになった。
じゃあ、それを再販でリセラーの中古屋に持っていくっていうことが無くなった。
その流通網を作ったり、破壊したり、新しいのを作ったりすることが一つのビジネスモデル。
ゲーム業界では、そういうことが起こったわけですよね。
そういうのって考えるのがすごく大事だと思うんですよ。
なんでアムウェイさんディストリビュータで買わなきゃいけないんだろう。その製品が欲しかったら、こっちで買うし。
その5年経っても10年経っても消費者がいない、獲得できないという問題。
それでもアムウェイのディストリビュータになるっていう人は、まだ稼ぎたいという付加価値がが付いてることですよね。
稼ぎたいって付加価値がついてるけど、そこが赤字でリストが無くて、商品でカスタマーがいないと獲得できない。
「うちのほうがいいよ」、「夢かなうよ」って言われて「どうして?」ってなるわけじゃない。
アムウェイさんは立派な会社で大きい会社で製品もいいかもしれないけれども、今のビジネスは違和感しかないです。
そこの流通も整備しないといけないだろうし、アムウェイさんの赤字でサティアに済まされて社会問題化している。
この問題についてメスを入れて、適切な商品が適切な人にしっかりリーチして、優位差別性が相手に伝わって、ちゃんとアクイジションコストが下がって、ライフタイムバリューが上がるビジネスモデルにトータルで変換しないと。
良い悪いの話は、もうすでになくなってるんちゃうかなぁ。
結論として、アムウェイの製品が良いかどうかっていうのは、良いものもあるだろうと。
ただ、別に特別に原価が例えばすごいお金かけてるとか、そういったことはないんじゃないかと。
絶対にない。
あとは、アムウェイのディストリビュータ目線でポジショントークしてしまうので、アムウェイだけが良いみたいな、こういう考え方をすると世間からちょっと離れていきますね。
今問題になってる新興宗教と何が違うの?って
言われかねないようなことをやってることが問題だよね。
良いか悪いかは、何度も言うけどお客さんが決めることなので、お客様にその情報がリーチしてお客様に選択してもらえるか。
僕がよく言う『アイドマスの理論』、アテンションしてる?
砂漠に店があったらアテンション。
インタレスト、興味を持ってもらえるか?
Desire(欲求)
やっぱり仮想的ライ バルが必ずいるから、ライバルと優位差別性ができて、何を仮想敵としてるのか、何をもってベンチマークしてるのか、その中で自分が優位差別性があるのかっていうのと記憶に残るものかと。
アクションしてシェア。購買そして、シェアする。
AIDMASの原理からいったらこの辺からおかしい。
だってメモリすると、アムウェイみたいな呪いのマークみたいになってそれが記憶されてて。
そして、購買はメルカリに行って、シェアするのは、悪い情報をシェアする。
全然、AIDMASの中のこっちの方が全然意図しない方向性に常態化してる。
会社は、立派かもしれないし、商品は僕から見たらいいものかもしれない。
でも、皆さんにとっていいものかどうか分からない。
狙ってるターゲットゾーンが違う訳で、ターゲットゾーンのこの辺の人がちゃんとAIDMASの理論に則って、リーチして購買行動に起こす、そんな販売手法が取れてるとは思わない。
流通網が崩壊している。
これは、どうなんですかって話ですよ。
なので、ネットワークビジネス業界全体としても、そのブランディングで、見せ方も含めて考えていかないといけない。
僕らIT企業としては、インターネットを使ってきた僕らとしては、凄い面白いと思う。
リアルでやってきた人たちは、「どうすんの、これ?」みたいな凄い悩みどころになってるじゃないですかね。
そういうリアルネットワークビジネスのメーカーさん、脱ネットワークビジネスをやりたい方がいたら、是非僕のとこまでお問い合わせくださいということでございます。
ありがとうございました。