成果を出すためには、やる気があった方がいいと思われがちですが実はそうではありません。
優秀な人はやる気がないことで、より良い成果を出すこともあります。
この記事では、成果にやる気が必要ない理由を詳しく解説していきますので、ぜひ勉強してください。
そもそもやる気は必要?
やる気がない人の方が成果を出すっていうことがあるのかっていうのを、垣内さんに聞いていきたいと思います。
やる気っている?
やる気があったほうがいいんじゃないですか?
みんな言うの。
うん。
体育会系のやる気のあるバカ。
やる気だけはありますみたいな。
「やる気だけはあります、気合い入ってます、元々野球部です、甲子園目指してました、補欠ですけど」
みたいな。
はい。
みたいな。
「でも全然やる気あるよね」
っていう人を採用しがちじゃないの?
なんかそっちの方が好かれそう。
好かれそうだけど、会社としてそれで成果出すの?
あー、その人がどのくらい成果を出すか。
で、そもそも論でやる気なんているのかってことなんですよ。
はい。
俺なんかさ、お前知ってると思うけど大概やる気ないよ。
やる気ないwww
面白くねー?みたいな。
はいはい。
これ面白くねー?って言ったら永遠、俺はやる気になる時があるわけですよ。
うん。
「大輔聞いて」
とか言って、自分の計画をこうやって永遠に喋るわけじゃない?
これどう思う?みたいな。
うん。
で、あいつにやらそう、みたいな。
こうやってズルばっかり考えてるわけですよ。
やる気なんかないじゃないですか。
うん。
大体、会社行く前にやる気なんて必要ですか?
大概、日曜日の夕暮れになったら、
「明日、会社行きたくねえな」
って思ってると思うんですよ。
うん。
それでも年収1000万超えてる人がいて、それでも家買ってるわけじゃないですか。
車買ってるわけじゃないですか。
そうですね。
貧乏なネットワーカーは。
じゃあその心を聞いてみたいですね。
やる気のないプロの方が選ばれる
じゃあお前がアマチュア野球でね、隣町のAっていう軍団に勝ちたいと思うわけよ。
はい。
じゃあ、やる気のないプロ野球選手か、やる気満々のスーパーアマチュアかどっち入れる?
それはプロ入れますよね。
なんでそれと同じこと考えないのってことなんですよ。
じゃあプロってどんなものかって言ったらね。
例えば僕はシャープで最優秀社員賞をとったSEと一緒に。
そいつが独立したいと言うから、応援して会社を作ったっていう過去があるんですよ。
はい。
会社へ入りました。
最初プログラマーの最初って言うのはね、今はどうか知らないけれども。
当時はデバックって言って、プログラマーはプログラムできないでしょ。
デバックって何かわかる?
わかんないです。
デバックってバグチェック。
うん。
これが調べるのめんどくさい。
いちいちカチカチカチカチしながら、ここにバグがこうやってってやったらめんどくさいから。
そいつはオートでバグをチェックするソフトウェアを自分で開発して。
なるほど。
ほんでずっと眺めてたの。
「お前何してんねん」
言うたら、結果は人の何倍もやってる。
へー。
って言うことで、最優秀社員賞を取ったの。
努力も根性も何もない。
逆にズルしたの。
うんうん。
だから頭がいいからズルするんですよ。
はい。
往々にして人間的に問題がある経営者とか優秀なやつ多くない?
うん。
だからまあ優秀な経営者の中に、サイコパス多いですよって言って。
世の中でサイコパスって言われる人が大体統計学的に3%ぐらいいると。
はい。
これは諸説があるんですけどね。
だからそう考えると、バカと天才は紙一重みたいな感じはあるけど、少なくともやる気が必要かってことなんですよ。
なるほど。
やる気があるように見せる人が増えている
やたらやる気のあるさ、KY君ていたじゃん。
あの子すっごいやる気だったじゃん。
うんうん。
みんなの評価は?
僕はそういうね、やる気があって頭の悪いやつを活動的なバカって言うんだけど。
うん。
「垣内さん、こうでこうで僕はやる気があります」
って言って、僕はもう、うちの役員にたった一言、
「あいつバカだよ」
って言って。
はい。
って言ってね、
「上手に付き合いなさい」
って僕はひどいことを言ったんですよ。
うん。
優秀だろうが優秀じゃないだろうが。
その人の素質と言うんかな?
資質と言うんかな。
そういうのを見極めようと思ってよく観察するわけですよ。
なるほど。
だって効率化するんですから。
確かに。
俺もサラリーマン時代、ダントツのナンバーワンになったわけじゃないですか。
はい。
しょっちゅうパチンコ打ってましたよ、先生とも打ってましたし。
www。
ずっとパチンコ打ってましたよ。
でも仕事をしてる量は多分、人の何倍もやってたと思うけど。
はい。
ダメですか?ってことなんですよ。
いろんな判断基準があると思うんですけど、やる気があるっていうのはそこまで必要ではない?
だってみんな嘘ついてるもん。
なるほどね。
ここに合格したいから嘘ついてくるでしょ。
そうですね。
みんなあのマニュアルとか色々嘘ついてくるじゃない?
面接演技してますもんね。
だから往々にして僕のところに、いいフリをして近づいてくるわけですよ、全員。
基本的にそうですよね。
うん基本的に全員。
って言ってね。
って言ってみんな来てくださったりする。
それはありがたい話なんだけど、僕はその嘘を見抜くのが仕事だと思ってるわけですよ。
あー、なるほど。
みんな僕をだまくらかそうと思ってるわけじゃない?
なるほど。
「こいつは最低だ」
って言われるけど
「ウッセーよお前、本当に思ってんだよ、この野郎!」
みたいな。
言ってることはわかります。
だからみんな嘘をつこうとしてると。
大前提で。
うん。
だから僕はそのKY君もそうだったけど、小さな嘘をついてた。
なるほどなー。
こいつは小さい嘘つくよね、みたいなのとか、見逃さないじゃない?
うん。
って言うことは、その人は利他主義ではないと言うことよ。
人のせい主義なのよ。
うん。
だからリーダーで「自己責任」って、アムウェイなんかよく言ってるらしいけど。
はい。
「自己責任」っていう投資詐欺もそう。
自己責任ってこれ、これは原因他人主義なんですよ。
うん。
で絶対採用しないです、そんな。
なるほど。
うん、だって少なくとも自分がっていう話をしないといけないし。
はい。
上手な人、増えてるんですよ。
はい。
「あっ、コイツちっちゃい嘘ついてんな」
とか。
「コイツ、こんなちっちゃいことこんな大きく見せてんな」
とかさ。
はい。
僕は大したことないのをすぐ見抜きました。
うん。
この会社ダメだぞ、チェックをこうやってしろとかね。
僕指示してるじゃないですか、よく。
はい。
だからそういうことが往々にして起こるんですけど、ただ、それを使わないといけない場面もあるわけですよ、世の中っていうのは。
はい。
そのために僕らもいろんな勉強するよね。
はい。
ダイゴさんなんか面白いね、あれ。
あのメンタリストのダイゴさんなんか、もう人間の裏側みたいなさ。
そうですね。
すごいなと思うし、やっぱり、いいんじゃないですか?
なるほど。
だから僕は、そのやる気とかやる気を出させるような、なんかモチベーションとかお涙ちょうだいとかいっぱいあるけど、それも僕もするけれども。
はい。
モチベーションが上がる、一瞬でもモチベーションというのはカンフル剤でしかないから。
継続的にできないから、この人の内面的な内側から出てくるものが必要なわけですよ。
はい。
「タイトル取ろうよ、今月」
とかじゃないわけです。
内っかわからやりたい。
僕らは内っかわから、これを実現させたいよねっていうのは、この人に言われてることじゃなくて、内っかわから、内にあるそのものがあるわけですね。
うん。
外部と葛藤してるわけじゃないわけですよ。
内なるものと葛藤してるわけじゃないですか。
はい。
外部と葛藤してるんですよ。
で、外部の言いなりになって、あれ?おかしくね?みたいなことなんですね。
うんうん。
で、世の中の人達っていうのは本当によく見せようとする。
はい。
どんな経歴あるんですかと。
はい。
この会社で、あっちもこっちもこっちでも収入取りました。
いや、権利収入って言ってたお前が嘘つきってことだろって。
確かに。
もし経歴って、普通は例えばソニーはなんの会社って言ったら、PlayStationの会社ですよ。
いや、ウォークマンを開発したって言ったら、トランジスターの会社ってなるわけじゃない?
うん。
なに、人だまくらかして追われてるとか。
例えば冨岡だったら、いやいや民事裁判起こされてれるとか。
はい。
これが経歴なんですよ。
じゃあ何を残した、生み出したんですかってことになるわけですよ。
うん。
どこにお客さんがいて、誰がどんなふうに喜んでるんですか?
上手に見せるわけですよ、いつも。
誰か、お金持ちと対談したり上手に見せるんですよ。
じゃあ経歴、実績、思想はどうですか?ってやったら、化けの皮が剥がれるわけですよ。
でも今回の垣内さんでわかりやすいなと思ったのは、やる気めちゃくちゃありますと。
「垣内さん、会社で勉強させてください」
みたいなスタンスのやつっているじゃないですか。
うん。
「いや俺の会社で君はどんな価値を提供してくれんの?」
っていうのが大事ですよね。
そうそう、いやまさしくそう!
ほんまそうですよね。
まさしくそう!
www。
じゃあお前は、俺になんの価値を提供すんの。
じゃあ俺はこんなチャンスをあげようみたいな。
こういう話だと思うんですよ。
はいはい。
LINE公式アカウントで勉強した方がいいぜ、お前。
ありがとうございました。